2012年5月4日金曜日

ダイエット運動時の、上手な水分補給のしかた! - きれいラボ


【練習中にを飲んではいけない?】一昔前までは、スポーツの練習中や試合中などに、水分はなるべく摂取しないほうが良いと考えられていました。

でも現在では、スポーツ時に水分補給を行うことは、もはや常識となっていて、運動に失われた水分を、こまめに補給した方が体によいと考えられています。

ではなぜ、水分補給が必要なのでしょうか?また、どのようなものを飲めばよいのでしょうか?

運動後の体重減少は水分損失のみ!

夏場に激しいスポーツを行った後、体重計に乗ったら1kg〜2kgくらい体重が減っていて、大喜びした経験がありませんか?

でもこの体重減少は、決して脂肪が減ったのではありません。ただの水分の損失によるものです!

真夏に激しい運動を行った際には、1時間あたり1〜2の汗をかくこともまれではありません。

大量の発汗をともなうのは、マラソンやサッカーなどの激しいスポーツのみに限らず、ダイエットのためのジョギングなどにもあてはまります。


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一般の大人が、身体に異常を感じないで水分損失に耐えられるのは、およそ1.5までといわれています。人間は体重の4%〜5%の水分を失うと、生理的機能や身体能力、運動能力はあきらかに低下してきます。

血液量の減少による血圧の低下や、血液が濃縮することにより血管内の抵抗が大きくなり、血栓ができやすくなってきます。 さらに心拍数の増加により心臓への負担が増え、体温調節機能がうまく働かなくなり、熱中原因にもなります。

つまり、運動が終わった後に、体重が1kg〜2kgも減ってしまうことは、手放しでは喜べないのです。

水分補給の目的は?

水分補給の主な目的は「上昇した体温を下げる」事と「発により失った水分を補う」ことです。

運動により筋肉を使うと熱を発生します。この体内でつくられた熱を、体の外に逃がすために汗をかいたり、冷たい飲み物を飲んで中から体を冷却するのです。

体から熱を逃がさないと、めまい、嘔吐、過呼吸、痙攣や意識障害を起こし、失神やショック症状に陥ってしまいます。

スポーツ時の発汗量については運動強度と時間、環境条件などにより異なりますが、1時間におよそ0.5〜1.5が失われると言われています。水分補給をしないと、特に血液中の水分が汗として失われるようです。


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どんなものを飲めばいいの?

汗には塩分などのミネラル成分も含まれているため、水だけを飲みすぎると体内のミネラルバランスが崩れて良くないといわれます。

そのため適度に塩分など、ミネラル成分が含まれているスポーツドリンクなどを取ることが望ましいといわれています。

一口にスポーツドリンクと言っても、エネルギー補給に向いているものや、疲労回復を促すもの、 すばやく水分をカラダに吸収できるものなど、特徴はさまざまです。

スポーツドリンクにも色々なタイプがある!

「スポーツドリンクなら何でも同じ!真水よりカラダにいい!」と、漠然と飲んでいませんか?
トップアスリートは練習用、試合用のドリンクを、競技の内容や身体的変化などのシチュエーションに応じて、飲み分けているようです。

スポーツドリンクは「アイソトニック(isotonic)」と「ハイポトニック(hypotonic)」の2つに分類されます。 同じような名前で混同しそうですが、それぞれに違った役割があります。

運動前は、これからエネルギーを消費するため、糖質が濃い(およそ8%)アイソトニックが良いといわれています。 「アイソトニック」とは血液や体液と同じ 浸透圧 のものを指します。


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アイソトニックは体液と浸透圧が同じなので、グリコーゲンなど糖の吸収が早くトレーニング前の飲料として特に有効です。
運動前の充電のようなもので、パフォーマンス維持に欠かせない、水分や電解質を体内にチャージするのに適しています。

特にアミノ酸入りのドリンクがオススメです。長時間運動を行なうと、筋組織は破壊されますが、トレーニング前にアミノ酸を補給(摂取) するとそのダメージを少なく抑えられ、パフォーマンスの低下やスタミナ切れを防ぐことができるのです。

運動中や運動の後は、糖質が薄い(2.5%以下のもの)ハイポトニックが良いといわれています。汗などから大量の水分が失われ、体液が濃くなります。体液を正常な状態に戻し、水分を素早く補給するためには、アイソトニック飲料ではすこし濃すぎます。

「ハイポトニック」はアイソトニックよりも浸透圧の低いものを指します。 浸透圧が低いと、すばやくカラダに水分を吸収させることができるため、運動中や運動後の水分補給に適切なのです。 ハイポトニックか、ハイポトニックをミネラルウォーターなどで薄めて飲むようにしましょう。

またカロリー消費のためのダイエット運動を行っている場合、運動後に「アイソトニック」飲料をがぶ飲みしていては、糖分を戻すことになり、脂肪酸のエネルギー代謝を低下させるので注意が必要です!

その日のトレーニング内容や、摂取の目的に合わせてスポーツドリンクをチョイスして、 それぞれの特徴を活かすことで、ダイエット運動の効果を最大限に引き出します!


ちなみに風邪を引いて、水分補給が必要な場合は、ハイポトニックがいいようです。アイソトニックしか無い場合は、3倍程度に薄めて代用できます。(アイソトニックは濃度が高過ぎて吸収率が悪いため、薄めることで吸収率が上るのです。)


適切な飲み物が、カラダのパフォーマンスを上げてくれます。

運動前には「アイソトニック(isotonic)」、運動中運動後は「ハイポトニック(hypotonic)」がおすすめ!


【濃度の低い水溶液】と【濃度の高い水溶液】が膜で仕切られている場合、【濃度の低い水溶液】から濃度の高い水溶液】に水分が移動することをいいます。

濃度の差を縮めようとする力が働くことを【浸透圧】と呼び、浸透圧が低い=吸収率が良いということになります。

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