2012年6月1日金曜日

典型的で興味深い掲示板問答から


前段についてですが、やはり一般の方と専門的議論をするには無理があるように感じました。私はあなたの情報が正しいかどうかとかそう言う事ではなくて、あなたがどれだけ個人的意見・考察力・医学的知識をもった方なのかが知りたかったので質問しました。
 最初にした質問に対して私が求めていたような学術的回答はいただけていないようです。空虚を感じました。

 質問@:新しくでたCARDSやASCOT(古いstudyのあなたがいうような問題点を埋めるstudy)の結果についての学術的考察。
 質問A:高血圧の新基準について学術的考察(常軌を脱していると思うかどうかとかではないです。)。

 最初に質問したこの2点についてご意見お伺いしたかったのですが、はぐらかされたましたね。言葉は悪いですがこちらとしては化けの皮をはがしてしまったという感じです。
 よほど知識に自信があるのでしょうが、このような程度の質問に意見が述べられない方が、このようなサイトを開いてしまっている事自体、啓蒙活動ができていないという点で医師としての責任を感じます。
 問題は専門家でないあなたが、個人的もしくは他人の"意見"を一般の人に"正しい情報"と思われるような形で公開している点です。"意見"="正しい情報"ではありません。あくまで一つの意見・見方であるであることが上手くごまかされています
 こちらから議題を出しておいて申し訳ありませんが、あえてここで打ち切ります。「逃げた」と思っていただいてもかまいません。私は日動会会員といってもそんなプライドはありません。私は自分の患者に説明を求められれば納得したというまで30分でも1時間でも時間を取って説明していますが、あなたは私の患者ではなく、私が説明し正しい治療を受けさせる必要はありません。意味がないことであると悟りました。気分を害した事は謝ります。申し訳ありませんでした。

>はっきり言いますと、自分のことなどどうでも良いです。より多くの人に考えて頂きたいために努力してます。


関節痛の原因となるハーブ

 私もあなたの事などどうでもいいです。例え曲がった解釈から体調を崩してもご自分の責任においてのことで自業自得です。ただ、私の患者の正しい理解を間違った方向へ曲げさせ、死にいたらせるような事が起こったら私は許しません。あなたは誰かがこれを読み、起きた事に対しての責任は取るつもりですか。私は医師として診察で何かあれば責任は取ります。しかし、あなたは責任をとらなくてよい立場で自由に発言されてますよね。そのあたりが無責任と感じます。みのもんたと同じです。
 あなたの書いている事が正しいとか間違っているとかはあえて申しませんが、読まれた方が正しく解釈してくれているかという点には気を配っていますか?知識のない方が読んで誤解されるのが一番怖いです。患者さんの中にはみのもんたを見て誤解して(番組ではそういう意味で言った事ではないのに(確認しました))・・・そういう方多いんですよ。

>知識のない患者を正しく導くのが医師の勤めなのに、それが出来てないことが問題です。

 そのとおりです。しかし医師が患者を正しく導く努力を妨害する発言を繰り返しておきながら、この発言はないのではないでしょうか。ではあなたは正しいほうへ導いているとでも仰るのでしょうか。医師が日夜ネットやTVなどで病気について誤解した患者さんの誤解を解� �為に、どれだけ苦労をしているかあなたは知らないのでしょう。

>医師が薬の功罪を分かってないからこそ、薬にまつわる医療ミスが頻発しているのです。本当に必要(有効)な薬が日常の医療の現場であるのかという疑問を多くの医師が提起しております。ろくに薬のことを勉強していないのが日本の医師です("何の病状には何を使う"しか知らない、パンフレット医療しか出来ない医師が多い)。発言に気を付けないとイケナイのは医療界の方だと思っていろいろ書いてます。


"関節炎の痛みを軽減するの頭痛の関節炎の痛みREL "

 医師がわかっていない、勉強していないと仰いますが、では、あなたは医師以上に正しい情報を知っていて、それを他人に誤解なく伝えられる能力があるということですね?個人的意見を正しい意見と責任をもって示せるほど研究されているということですね?それは少し過信しすぎではないでしょうか。しかし「必要ないと思った薬は飲まなくていいのか」という問題と「医療ミス」の問題を強引に結びつけすのはどうかと思います。よほど医療に不信感があるのでしょうね。
 それから"個人的意見"であったり、他人の唱えている"説"である部分には、その事(意見であること、説であること)を明記してください。そういうところから患者さんの誤解が生まれるんです。

 お騒がせしました事は謝ります。しかし自分が何をしているのか早く気づいたほうがよいと思いますよ。無理かもしれませんね。

議論打ち切り宣言があったので、返信としてではなく自書書き込みとして
メインページに前から書いてることなので改めて書く気もなかったが、間違いを放置することは出来ないので書いておくことにします。

動脈硬化学会会員の書き込み・・ここには明白な誤りあるいは他の情報との食い違いが何点かあります。

>しかし少しデータが古いように思われます。コレステロールについてですが、CARDSや最新のASCOTstudyについてはどのようにご説明されますか。
>しかし私がお伺いしたかった事は古いからどうとか、新しいとかどうとかそういうことではなくて、結果を見てのご意見です。
>続ける事に危険性が強い為(コレステロールを下げる薬を飲まないほうの群では死亡率の差が激しい為)5年の予定が3年で中止されたという事実もあります。

CARDS、ASCOTに関するメーカーHPの記述は(ファイザーのプレスリリースを元にしているので当然同じだが)、
山之内製薬では・・・糖尿病患者において、アトルバスタチン(リピトール)が心臓発作、脳卒中の発症に有意な抑制効果を認めたため早期終了となった。・・・
ファイザーでは・・・リピトールの大規模臨床試験(CARDS)において、心臓発作および脳卒中の減少が認められたため、予定より早く臨床試験を終了した・・・

となっています。動脈硬化学会会員の書き込みとまるで違うけどどっちが正しいのか?主要な中止理由が違うなんて あり得ることか?


不安発作と血を咳

現時点では原文を確認出来ませんが常識的に考えて正解は明らかでしょう。動脈硬化学会員さんの云うことが事実なら、メーカーは喜んで書き加える筈だから。
また"死亡率の差が激しい"のが事実なら、この試験のデザインが不十分で信頼性がないことの証明であり、それを理由に中止したのであればさらに信頼性を下げたことになる。ここまでくると早期に中止した理由、死亡に関してメーカーがHPに書かない理由が推測出来る(あくまで推測)。最後まで続けると、薬を飲まない方が死亡率が低いという結果になる可能性を感じた?

他にもいろいろあるけどこれだけで十分だと思います。
要はこの報告は、メインページに書いたとおり、コレステロールを下げたら血管系の病気が減りますと云うことでしかない。死亡率が下がるとは書いてない(書けない)。自分のテリトリーの病気さえ減れば他のこと(副作用)で患者が死ぬのは関係ないという代物だ。
なお、試験を早く止めたのは2年早く売り出す(売り上げを伸ばす)ことが理由の一つだと思う。

もう一つ加えておこう
> 質問@:新しくでたCARDSやASCOT(古いstudyのあなたがいうような問題点を埋めるstudy)の結果についての学術的考察。
> 質問A:高血圧の新基準について学術的考察(常軌を脱していると思うかどうかとかではないです。)。
> 最初に質問したこの2点についてご意見お伺いしたかったのですが、はぐらかされたましたね。言葉は悪いですがこちらとしては化けの皮をはがしてしまったという感じです。

これらの質問に対する私の考えは既にメインページと引用文に書いてある。そこに私が引用し批判した内容と同じだから、(私にとって)"問題点を埋めるstudy"としての価値は殆ど無い。

それともう一つ。この種の議論に典型的なので書き加えると、私は専門家ではないと最初から断っている(但し一般の人より少しだけ文献を読むことに慣れている)。にもかかわらず学術的考察を求める意図ははっきりしている。専門のことを知らない人だから皆さん信用しないようにと言いたいのだ。要は素人は逆らわず専門家の云うことを聞きなさ いと・・・

ところがどうだ・・当の本人が専門家にあるまじき誤りを公言してきた。専門家にもこの手がいるという見本だ。この記述を含め、この手の誤りは意図的なウソ、確信犯だと多くの心ある医師が指摘していることも付け加えておこう。化けの皮がはがれたのは誰か、よく自省される必要がある。


みのもんたをしきりに強調していた。大学教授に言わせて信じさせる手法がみのもんた番組の本質だが、それにそっくり(そのまま)だと感じる。


(このページを作るにあたって補追)
●"素人"の掲示板で学術的専門的な議論を求めるのはどういう心理だろうか?
元もと専門的な議論の末なされている(筈の)医療に疑問を提起しているのに、今更専門の議論を"素人"として何を得ようと云うのか?
●"素人"の簡単な質問に殆ど答えていないけど、それが専門家なのでしょうか?
だとすると、この医師の元では素人の患者はまともな答えを貰えないだろうと推察する
"意見"="正しい情報"でないのは当然だが、"医学の常識"="正しい情報"でもないことにも思い至る必要があろう。"過去の医学の常識が今の非常識"となった例は数え切れないくらい沢山あるのだから。
"認可された薬"の"正しい"施用で患者が死ぬ例は、水面上に現れないが後を絶たない。ここを理解していないと、この問答は無意味だ。これも広い意味の医療ミスだが、医者が責任を負った例を誰か知っているだろうか。副作用で死んだのは私の責任ですと謝った事例を聞いた記憶はない。薬害エイズの阿部は、あれほど明白に多くの命を奪った事実を前にして責任逃れを図っている。"何かあれば責任はとります"とは心強い発言だが果たして・・・
●"正しい"、"正しく"という言葉が何度も出てくる。"医者なり医学者のいうことが正しい"と信じているようだが、それに対して多くの人から−その大部分は医師から−疑念を持たれていることを知っているのだろうか?
私のサイトは全て、自分の意見と他からの引用をはっきり明示している。そうでないかのように一般論で批判するとは・・・どこがそうなのか具体的に示さないのは、医療界の常套手段なのか?

薬への不信、医師の能力への不信は、医療ミスと密接に関係のあることで、この関連が強引に見えたり分からないとはイヤハヤである。このように物事を自分の側面からしか見ることが出来ない医者が多いのでは医療は進歩しない。先行きは暗い
●蛇足ではありますが、「自分が何をしているのか早く気づいたほうがよいと思いますよ。無理かもしれませんね」は、そっくりお返ししておきましょう(了)



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